高粗利経営への道

中小企業経営者、リーダー、創業者向けの役立つ情報を提供します

経営管理の大切さ

新しい事業で飛躍的に売上が伸ばせたとしても、しっかりと儲けを確保できない会社が多いようです。

特に事業再生コンサルをやっていると、赤字が続いている企業ほど、数字について無頓着な傾向が強い。

財務や会計は、過去の数値の検証ですが、ここでいう経営管理とは、将来の数値をコントロールするということです。

試算表や決算書の内容は、〆てからから1-2か月後に出てくるので、わかった時点では数値は変えられません。

経営管理は、決めた目標に対してきめ細かく数値を見ていくことで、毎月の目標達成を目指します。

だから月半ばで、目標を下回っているようだとわかったら、目標達成するためにキャンペーンや営業強化など対策を打っていきます。

ダメだったので次頑張ろう、よりも、残りの日数で目標達成のために何ができるのか頑張ろう、では同じ頑張るにしても結果がおのずと違ってきます。

ただ、計数管理をしていないと、現時点でどれだけ目標とかい離しているのかわかりません。

もちろん目標もないのは論外ですが。