高粗利経営への道

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将来を考える思考

コンサルティングで重要なものの一つに、将来を考える思考があります。

論理的かつ合理的な思考で考えるのはもちろんなのですが、現場では具体的で実現可能なものでないと意味がありません。

通常よくやってしまうのは、過去の延長線上で考えてしまうこと。

これは簡単だが、これでは会社がコンサルタントを雇う意味がないでしょう。

5W2H(誰が、何を、いつ、どこで、どういう目的で、どうやって、いくらかけてやるのか)で、詰めていくと具体性が出てきます。

経営目標を設定して、それにどう具体的にアクションを取れば、実現可能なのか、とことん考えます。

しかし、いくら優れたアクションプランや改善案を考えても、行動する人がいなければ(やらなければ)、成果が出ることはありません。

将来を考える思考の中では、対象の会社で、確実に行動に移すことができ、成果を積み上げられるストーリー(シナリオ)が大切だと気が付きました。

そして他人から与えられたストーリーでは、なかなかモチベーションが上がらない現実があります。

やはり社長や従業員を巻き込んで、一緒に将来について、具体的に考えてもらうプロセスが必要だと今は確信しています。