高粗利経営への道

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失敗とリスク

新事業開発では、失敗はつきものです。

だからと言って、会社が傾いたりするような大きな失敗は避けるべきです。

ヴァージングループ創設者のリチャード・ブランソンは、「リスクから逃げるのではなく、最小限にする努力をする」と言っています。

成功するためにはリスクは避けられない。だからと言って、リスクを考えないのは論外。徹底的に考え、慎重に正しい選択肢を選ぶ努力を惜しまない。

これは失敗をしないようにすることではないという。

ビジネスは失敗から学ぶ方が大きいという。だから失敗は多くすべきとも言っている。

つまり、いくら時間をかけて考えても、ビジネスはうまくいくとは限らない。

とりあえず行動し、小さな失敗から学びながら進化させていくことが大切なのだろう。そして、行動のたびにリスク対策をしっかり考えておくことが重要らしい。

簡単にも順調にも行くわけがない、それが当たり前と考え、ダメだった時のことを細かく事前に考えておくことがポイントなのだろう。

素晴らしいビジネスアイデアや、練りこんだビジネスプランなどが出てくると、途端に安心してしまい、失敗のリスクを考えることは自身のなさの裏返しのように思ってしまい、ついつい考えなくなってしまうのではないだろうか?

小さな失敗を重ねてビジネスを強化していくことを念頭に置いていれば、いちいち凹むことなく、次々に手を打っていける。

リチャードブランソンも言っているが、成功するには多少の無理を覚悟で、あえて難しい選択肢に挑戦することと同時に、冷静であらゆる選択肢を考えつくす過程も重要だ。

失敗はつきものだが、小さな失敗を重ねることで、ダメージを小さく成長を大きくできるような心構えややり方が、中小企業には特に合っているのではないだろうか。