高粗利経営への道

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予実管理の重要性

予実管理は、予算に対して実績で達成できているか確認することです。

数字での目標達成表とも言えるでしょう。

数字で考えることはとても重要です。

アクションプランで立てた行動をしっかりこなしたとしても、数字が伴っていなければ、その行動について修正することを検討しなければなりません。

企業の場合、数字が伴わないということは、想定よりお金が稼げていないということで、最悪、倒産の可能性もあります。

予算を組む時は、未来を予測することであり、行動とその効果の可能性を推定することです。

環境や状況は常に変化するのですから、早々思い通りにいかないこともあるでしょう。

だからと言って、予算を立てたら、あとは振り返らずに、決めた行動をするだけでは目標を達成することは難しいでしょう。

多くの会社が、予実管理の考え方と使い方を間違えているようです。

毎月の答え合わせではありません。

ましてや決算時だけしか活用しないなど論外です。

月別の管理なら、月末が来る前に、どうやったら目標を達成できるのか、準備し振り返り適宜対策を講じるために活用します。

半年先を見据えて、取引先別、商品別、顧客別の受注予定リストを確度とともに、管理しておき、早め早めに手を打っていくことで、精度を上げていくのです。

常に半年先までの毎月の受注予測と候補案件の確度を見ていくことで、やるべき行動を優先順位をもって考えていきます。

不安や問題があるなら、早めに上司に相談し、対策を打てるでしょう。

予実管理は、達成した達成できなかったの結果だけを見るのではなく、うまく活用していくことが大事です。