高粗利経営への道

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エグゼクティブ・コーチ

自論だが、経営者はみなコーチを持つべきだと思う。

少なくとも、セルフコーチングを自分でやるべきではないか。

自分の頭の中がいつもスッキリしていて、悩みごとも全くない人はほとんどいないだろう。

コーチはそれらについて直接解決してくれるわけでもないし、助言も期待すべきではないだろう。

では何故、コーチを持った方がいいかというと、口に出して人に話すことで改めて気づいたり頭が整理できたりするし、コーチからの質問に答えようとすることでテーマに沿って思考を広げたり深めたりすることが集中した時間でできるからだ。

例えば、組織体制の見直しや事業の改廃など、そうそう他人や幹部にも話せないこともテーマにして、じっくり検討することができる。

もちろん自分だけでもできそうだが、そこはプロのコーチによる視点を広げる質問や的確なフィードバックなどによって、思考の偏りや思い込み、そして抜け漏れなく、考えられたかどうか自分で気付くことができるのだ。

コンサルタントがコーチをすると、事業や経営の理解が高いため、質問もさらに鋭く効果的になるだろう。

こういったところでも、一人ではなく、外部リソースを使うと効果的なのだ。