視座の高さ

 経営者には視座の高さが必要です。

現代のような将来が不透明な時代にはより重要が増しているようです。

視座とは、ものの見方や考え方の幅の広さや柔軟さをいいます。

自宅の2階から見る景色と、スカイツリーから見える景色は全く違います。

スカイツリーは料金を払って登れば見えますが、ヒトとして視座を高めるのは、そうそう簡単ではありません。

第1段階は、「私」の視点です。

自分自身のことをわかっているつもりでもそうでないことも多いのです。例えば、あなたは10年後にどうなっていたいですか?の質問にすぐに答えられますか?

そして第2段階は、相手視点です。

上司の立場や営業相手の考えを、相手に身になって考えられるのかということです。

新入社員の研修では有効ですな。

そして、第3段階は会社視点です。

要するに、所属する組織の中で、どう見られているか、10年度30年後にどうなっていたいのか、しっかりと考えられているかどうかです。

第4段階は、産業全体、業界の視点です。自社だけでなく、業界がどう変化しているのか、将来どうなっていくのか、見ていく視点です。

そしてもっと高くなると、日本、そして世界から見てどうなのか考えることとなります。

最後の段階はまだ上があります。

歴史上どうなっていたいのか、100年後の子孫にどういわれたいのか考えることです。

こうなると、偉人、名経営者の次元ですので、そうそう簡単に視座を高められないのは明らかです。

テクニックだけでなく、志の大きさも関係することになりそうです。