ビジネス・トランスフォーメーション思考とは
いきなりですが、「トランスフォーメーション思考」は造語です。))
中小企業向けのコンサルタントをやっていて、見つけました。
過去の延長線での発想ではなく、将来のビジョンから逆算して
跳躍するように成長を目指す考え方です。
この考えに至った背景には、中小企業の酷い現状があります。
人口減少により産業が衰退局面に移行しているので、当然のごとく
受注量は徐々に減っています。それに加え、小ロットになり、より
短納期での要求が強まっています。
また、大企業も新規採用や人材教育を抑えているため、製品や技術を
わからない担当が増え、無理難題やトラブル解決を押し付けてきます。
またまた、今までやっていなかった梱包やタグ付けのような手間を
どんどん押し付けて来ます。それで単価を上げてくれるならよいのですが
逆に値下げを繰り返し要求されるのです。
上記のような状況は、業種業態を問わず、広がっており、単純作業や
サービスの下請けであればあるほど、追い込まれていきます。
とどのつまり、今までの仕事のやり方では早晩立ち行かなくなります。
大胆な発想の転換が必要なのです。
言うのは簡単だができっこないと思われた経営者の方、ご安心ください。
私はもともと事業再生が専門ですが、万年赤字で債務超過の企業で
ヒト・モノ・カネ・ノウハウがなくても、新事業をいくつも立ち上げたり
儲かるビジネスに転換することは可能なのです。
今のところ業種業態は関係ありません。
その根底の考え方が、「トランスフォーメーション思考」です。
これからブログで事例を含め、じっくり紹介していこうと思います。