高粗利経営への道

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シンプルさとマーケティング

ライザップの瀬戸社長の話を聞く機会があり、考えさせられた。

ライザップの強さは、「テクニックより本気で寄り添う力」だと言われた。

想いやビジョンがシンプルで強いので、経営者がブレルことなく自信を持って、社員やお客様に向き合える。

社員も使命感を持って、世の中に貢献したいと思えるようになる。

 

しかし、そのまま言語化しても、お客様には伝わらない。

ライザップは、「結果にコミットする」で有名だが、実際の現場は、トレーナーが本気でお客様に寄り添い、与える(Give)を最大化するところから始めるという。

結果は大事だが、実際はプロセスが楽しく重要だとのこと。

世界一を目指すと対外的に入っているが、実際は本当に世界一になりたいわけではなく、目指すプロセスが楽しいからだという。

 

確かに、自社はお客様に寄り添います、って言ってもインパクトはないですね。

フックとも興味付けとも言われるが、ターゲットとなるお客様を引き寄せるマーケティング力も抜群に優れているのだ。

 

まずは想いを突き詰めて本気になれるかどうか、そしてそれをどう伝えるかとことん考える。

手法や手順で議論するとまとまらないが、想いでは必ずまとまるという。

初めてのヒトにも堂々と語れる想いをまずは掘り下げることを私もやってみようと思った。