高粗利経営への道

中小企業経営者、リーダー、創業者向けの役立つ情報を提供します

フィードバック

これからの時代のキーワードは、「フィードバック」なのではないかと思っています。 ビジネスでの「フィードバック」の定義は、行動した結果について、原因にさかのぼって分析検証し、修正・調整すること、でしょう。 PDCAを回すというが、PDCAは1回りすれ…

本気

人生を「本気」で生きているかと問われたらどう答えるか? Yes!と答えられる人は少ないかもしれない。 俺はまだ本気を出していないとかいうセリフはあるが、じゃあ、出したくなったらすぐに出せるのかというと、普通は出したくても出せないのではないだろう…

企業理念

成功者の話を聞くと必ずと言ってよいほど企業理念や経営理念のことが出てくる。 企業理念は、企業の存在する価値を明文化したもの。 すべての事業に通じて、すべての社員が共有して、すべての行動の原点になるもの。 素晴らしい企業は、企業理念の文言も素晴…

USP

USPとは、自社独自の価値や魅力のことです。 もちろん強みでもあるのですが、似たようなものに「コアコンピタンス」があります。 コアコンピタンスは、競合他社が真似できない自社独自の能力の意味です。 一見、同じようですが、USPはマーケティング用語であ…

シンプルさとマーケティング

ライザップの瀬戸社長の話を聞く機会があり、考えさせられた。 ライザップの強さは、「テクニックより本気で寄り添う力」だと言われた。 想いやビジョンがシンプルで強いので、経営者がブレルことなく自信を持って、社員やお客様に向き合える。 社員も使命感…

SWOT分析

行政への補助金申請や金融機関への経営戦略・事業計画を作成するときには、SWOT分析を求められることが多い。 SWOT分析は、強み・弱み・機会・脅威の四つの要因について分析し明らかにする手法です。 一見、わかりやすそうなので一般的に使われていますが、…

絞り込み

経営でもコンサルティングでも、「絞り込み」は本当に大事だと思います。 一流になるには、一つの分野に1万時間かけることだといわれますが、絞り込み方が足りないと、一流になれないでしょう。 限られた能力や経営資源でできることできないことを冷静に客観…

業務の問題点を発見する

業務上の問題点を発見するには、業務フロー図を描いてみるのがお勧めである。 単に、担当者に問題があるかどうか?尋ねてもそうそう的確に出てこない。 そもそも本人が気づいていなければ答えようがない。 受注から出荷まで細かく丁寧に辿っていく。 業務の…

参入障壁

参入障壁とは、ある業界に新規参入する場合の越えなければならない障害のことです。 新規事業で、既存のマーケットに参入しようとする場合は、業界全体のみならず競合企業も正確に把握しておく必要があります。 新規事業で、新しいマーケットを築く場合でも…

新しいビジネスの種

新規事業が見つからないという企業が多いが、それは本気で探していないだけ。 新規事業の種はそこら中に落ちている。 だけど行動しないで頭でばかり考えていたり、従業員や誰か他人に任せっぱなしではなかなか見つらないでしょう。 問題なのは、新事業の種は…

人材

新事業開発を実行し成果を出すためには、当然、社長以下従業員の方が行動を起こすことが求められる。 新事業は、従来の業務と異なり、試行錯誤の連続であることに加え、大抵は、現状業務にプラスしてやらねばならないことが多い。 中小企業には専門でやって…

モチベーション

モチベーションほど扱いにくいものはないのかもしれない。 コンサルまたは支援者として、経営者のモチベーションをどう扱ってよいのか、いつも悩んでいます。 コンサルティングで大切なのは解決方法ではなく、支援先の企業や経営者が実際に行動を起こし、継…

ビジネスチャンス

トランスフォーメーション思考では、事業の見直しや新規事業の立ち上げ、そして複数の事業を軸を持つことを薦めています。 特に、ビジョンを軸とした規模の大きなビジネスを、外部リソースを活用して、実現することを推奨しています。 大企業にとっては、新…

事業性評価

金融庁からの通達以降、金融機関は事業性評価について取り組んでいるようです。 具体的な手法や手順が示されているわけではないため、各金融機関がバラバラで取り組んでいるところです。 決算書や担保・保証に頼らず、事業をきちんと評価して融資をしましょ…

マニュアル化

「マニュアル化」という言葉の響きは、良くないイメージで聞こえる人も多いと思います。 人を機械のように扱う、個性を尊重しない、効率重視で間違えると大変、のようなものだろうか。 しかし、実際は非常に役に立つものなのです。 業務やサービスの改善をす…

ドラッカーの6つの習慣

コヴィー博士の「7つの習慣」は名著で、現代のバイブル的存在ですが、かのP.F.ドラッカーも、「経営者の条件」の中で、マネージャーとして成果を上げる習慣について挙げています。 第1: 時間をマネジメントすること 第2: 貢献に焦点を合わせること 第3: …

仕掛け

松村真宏著「仕掛学」を読ませていただいた。 サブタイトルは、人を動かすアイデアのつくり方、です。 仕掛けを研究し体系化した方で、事例も豊富です。 新規事業や新商品の開発で、顧客のニーズに合った良いものを創造することを目指しますが、良ければ売れ…

強みについて

トランスフォーメーション思考では、外部リソースを活用して、大きなビジネスを仕掛けることを勧めています。 よって、協力者や連携相手を探すことが必要となることがほとんどです。 その時、自社の強みを知らないで探すのは、とりあえず人数を集めてからポ…

ありたい姿をイメージする

成功者の話の中で良く出てくるのは、成功後のイメージを成功していない時から明確に詳細までありありとそこにあるかのようにイメージして生きている、というものです。 凡人の自分は、なかなかこれができない。 中村天風さんは、寝る前に明るい将来をイメー…

外部リソース活用

経営資源が乏しい中小企業は、新事業開発をやることなど考えられないといった声が多い。 優秀な人材、設備投資に欠けるお金、開発に要する時間、必要な技術ノウハウ、など、とても自力で捻出できないと最初からあきらめている中小企業の経営者は多いのではな…

マッチング

ビジネスマッチングで大きなビジネスに育てることは簡単ではない。 利益のみで結び付いている場合は尚更です。 利益が出たとしても、配分でもめることが良くあります。 ビジョンや想いで結び付く関係性が大事なのですが、やはり冷静で適切な見方ができる第三…

労働力

人手不足があちこちで顕在化してきている。 特に働く環境が整っていない中小企業はますます苦戦を強いられるだろう。 経営者は給料や福利厚生に目が行きがちだが、これで戦っては大企業には勝てない。 働き甲斐やビジョンの共有、地域社会への貢献など、その…

景気

中小企業の社長から景気の話を時々聞きますが、業界でのシェアを語れないようなら、ほとんど関係ないはずです。 景気が良かろうが、悪かろうが、中小企業は、常に改革を進めないと生き残るのが、難しいでしょう。

失敗とリスク

新事業開発では、失敗はつきものです。 だからと言って、会社が傾いたりするような大きな失敗は避けるべきです。 ヴァージングループ創設者のリチャード・ブランソンは、「リスクから逃げるのではなく、最小限にする努力をする」と言っています。 成功するた…

多角化

結論的には、多角化は進めていくことには賛成です。 新事業開発は、1つやれば終わりではなく、続けていくこと、増やしていくことも推奨します。 ただ、一頃の多角化ブームの時のような、本業がだめなので、ほかの業界や分野に顧客ニーズを見つけてチャレン…

値上げ

顧客にとって、価格の安さは大きな魅力でしょう。 今でもまだ大手は安売りを目玉としているので、そのしわ寄せが中小企業に圧し掛かり、逃がしてくれません。 しかし将来を考えると、このままで立ち行くはずがなく、その場しのぎでしかないのが現状でしょう…

人手不足

中小企業での人手不足が顕著になってきているのは、周知のとおりである。 当たり前なのだが、勘違いしやすいのは、給料が上げられないから人が集まらないと思い込んでいることだ。 逆に考えてみればわかるが、給料の高さに引かれてきた者は、すぐに給料の高…

マッチング

トランスフォーメーション思考では、外部リソースの積極的活用を推奨している。 中小企業は、自社の経営リソースであるヒト・モノ・カネ・技術が不十分なためである。 新事業開発では、ビジョンを明確にして、どうやったら達成できるのか考えることになるが…

新事業の選び

新事業開発を進めていくと、いくつもの新事業アイデアが候補として頻出してくる。 しかしどこまで考えればよいのか、どれを選択するのが良いのか、が難しい。 適切な新事業候補を選出する場合、注意しなければいけないのは、次の3つであろう。 1つは、視野…

新事業の発想手順

新事業開発の過程では、いろいろなビジネスアイデアが噴出してきます。 直感で、いけそうかいけなさそうか、すぐに判断するのは禁物です。 やり始めたころは、既存ビジネスや業界の常識的なものが、思考のベースに残っており、発想する枠が広がっていない可…